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哀愁漂う港街・基隆

象山登山を終え、台北駅からバスに乗り込んだ。次なる目的地は、台湾の北に位置する港街・基隆(キールン)市。

ここ基隆は台北ほど都会ではなく、三方を山に囲まれた港街。台湾で2番目の貨物取扱量を誇る港だそうだ。

バスに揺られること1時間ほどで基隆駅に到着した。駅後ろの小高い山に見える「HOLLYWOOD」みたく綴られた「KEELUNG」という看板が目を引いた。

私たちの旅はきっちりと予定を立てていないことが多い。意図的でもなく、予定を立てても崩れることが多々ある。“行き当たりばったりの珍道中”。もちろん今回の旅も直前になってから調べた。バタバタと慌ただしく調べた中で最も気になったのがここ基隆だった。この街ではとくに「正濱漁港」と「阿根納造船廠」という場所に訪れてみたいと思ったのだ。

正濱漁港

基隆駅から路線バスで30分ほどの場所にあるのが、このカラフルな色の建物が見える漁港「正濱漁港」だ。基隆に訪れた観光客はこの印象的な建物をバックに記念撮影をする人が多い。このカラフルな建物と船と入江がポップで可愛らしいということから、インスタグラムなどで話題らしい。「台湾のベニス」とも呼ばれているようだ。しかし、カラフルな建物にばかり目を向けるよりも、個人的には哀愁漂う港の雰囲気だったり、釣りをする地元の人の姿を眺め、シャッターを切ることがおもしろい。スナップ撮影を楽しめる場所だと思う。

阿根納造船廠

いかにも廃墟、ボロボロで今にも崩れそうなこちらは昔の造船所跡地です。先に書きましたが、先ほどの正濱漁港とご近所です。

この造船所跡地はめちゃくちゃポートレートが楽しい場所でした。椅子や木パレといったちょっとした小道具だったり、壁の落書きなどがあるため、独特な雰囲気の中で写真を撮ることができます。

※殺人現場ではありません。

誤解なさらず、赤と黒のペンキですよ。ちょっとダークな感じだったので、友人には椅子に座ってキメてもらいました。(私のイメージとしてはデスノートの表紙とか)

このコンクリートと針金の感じは、ものすごくカヲルくん登場シーンを彷彿とさせます…。

なかなか味わえない雰囲気に、とにかく楽しくなってきてしまい、シャッターを切らずにはいられなくなりました。

だいぶノリノリで撮っていたので、暑いにも関わらず多分2時間近く滞在していたんじゃないでしょうか…。MVや映画に出てきそうなところでの撮影は本当におもしろいです。

ただここで注意したいのは、やはり廃墟という点。だいぶもろくなっている部分や、先ほど写真にもありましたが、割れたガラス片等もたくさんありますので、怪我や事故には十分気をつけて撮影を楽しみましょうネ。また、一部私有地(畑)となっていますので、そこには足を踏み入れないようにしましょう。

camera:FUJIFILM X-T2

lens:Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 (No.1-3,8-1)

XF18-55mm F2.8-4 (No.4-7)

基隆×写真=◎

基隆、個人的に非常に満足度の高い街でした。台北ほどの都会ではないけど、人や生活感とかの距離感を近くに感じることのできる街。また台湾に来ることがあればもう一度訪れてみたくなる街でした。個人店も多そうだし、あえてここでの宿泊もいいかもなぁ、なんて思ったり。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、台湾旅行の際は基隆観光もスケジュールに入れてみては…?

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